JYPエンターテインメント 株式時価総額で初めてYGを超える

2018年1月18日付NEWSIS掲載のJYPエンターテインメントの株式時価総額がYGエンターテインメントを抜いたというニュースの翻訳。

創立21周年JYP ドラマチックな欲望 YGを追い越した秘訣

NEWSIS

アイドル陸上大会に出演したTWICE
2018アイドル陸上選手権大会 TWICE

今年創立21周年を迎えたJYPエンターテインメントが勢いが止まらない。いわゆる韓国三大芸能事務所の”万年3位”JYPが定位置から飛び出した。

時価総額でYGを抜く

1月18日11時現在の株式時価総額はSMエンターテインメントが8409億ウォンで1位をしっかりと守っている中で、JYPが5626億ウォンで2位を走っている。SMと二強体制が続いていたYGエンターテインメントを抜いたのだ。YGの時価総額は5338億ウォン、前日JYPに逆転を許した。2011年11月にKOSDAQに上場したYGがJYPに抜かれたのは今回が初めて、SM、YG、JYPではなくSM、JYP、YGになった。

YGはオーディション番組「MIX NINE」の不振、看板グループBIGBANGメンバーの軍入隊などによって停滞している状況。しかしガールズグループBLACKPINKが徐々に人気を高め、BIGBANGの後継グループIOKNとWINNERの連続出撃が予定され再跳躍の足場は整っている。

JYP好調の理由

昨年まではJYPについての展望は暗かった。昨年初めにJYPの代表グループWonder Girlsが解散、活動が不透明だったMISS Aも瓦解した。代表ボーイズグループ2PMはメンバーの軍入隊で当分の間、全員での活動が不可能になった。

日韓で人気のTWICE

しかし人気ガールズグループTWICEが韓国に続き日本でも人気を博し雰囲気が反転した。TWICEは昨年日本デビューと当時に新記録更新を続け、韓国歌手としては6年ぶりにNHK紅白歌合戦に出場するなど大活躍した。

TWICEの人気は今年も続いている。2月7日、日本で新曲「Candy Pop」を発売するTWICEは1月19日から6都市8公演のショーケースツアーを開催、チケットは全席完売した。

国民の初恋 スジ

歌手兼女優のスジの人気も相変わらずだ。MISS A出身のスジは映画「建築学概論」(2012)で「国民の初恋」の称号を得てトップスターの仲間入りを果たし、その後も高い人気を集めている。

元MISS A スジ
ペ・スジ

JYPの強み

JYPは足早に世代交代に成功したと評されている。Wonder Girlsソンミとイェウン、2PMのチョグォンがJYPを去ったが新人グループを素早く育成している。

新人の育成

まず、着実に基盤を固めて来たバンドDAY6の潜在力に期待が集まる。さらにMnetのリアリティー番組で認知度を高めたSTRAY KIDSは正式デビュー前に発売したプレデビューアルバム「MIX TAPE」がすでに注目を集めている。特にアメリカの音楽メディア・ビルボードは「2018年注目のK-POPアーティストTOP5」でSTRAY KIDSを1位に選んだ。

JYP期待の新人STRAY KIDS
STRAY KIDS

柔軟性

JYPはSM、YGに比べ柔軟という印象が強い。新人グループの活動が円滑に続いているためだ。JYPトップのパク・ジニョンはSMのイ・スマン、YGのヤン・ヒョンソクとは違い今も現役歌手として活動していることも一役買っている。

音楽界の流れを把握し、現場感覚を維持することに卓越したパク・ジニョンは所属歌手に利害関係よりも先輩として接することを優先している印象が強い。TWICEの成功例でも見られるようにガールズグループのプロデューシング能力が卓越していることも強み。

コンテンツ重視

JYPもSM、YGのように他分野の事業にも目を向けているが、結局コンテンツでの成功が好業績につながっている。中堅芸能事務所の関係者は「このところのJYPの好業績は音楽芸能事務所が最も力を入れるべきことがコンテンツであるということ、事件、事故など予想できないアクシデントが多い芸能界だけに安定した事業に目を向けることも必要だが、まずアーティストの育成が必要であることを示した例。」と語った。