JYP、BIG HIT、SMがSKテレコムと提携して音楽流通事業開始

2018年1月31日付E DAILY掲載のJYPエンターテインメント関連ニュースの翻訳。

SKテレコム 5年ぶりに音楽事業再開 Melon、Genieと対決

E-DAILY

音楽流通で手を組んだJYP、BIG HIT、SMのトップ

SKテレコムが韓国1位の音楽プラットフォームMelonを売却してから5年が過ぎた今年、新規音楽プラットフォーム事業に乗り出す。

SKテレコム(代表理事 社長 パク・ジョンホ)はEXO、TWICE、防弾少年団など強力なコンテンツパワーを持つエンターテインメント3社と手を握り年内に新規音楽プラットフォームを開始すると1月31日明らかにした。

SKテレコム、SMエンターテインメント、JYPエンターテインメントBIG HITエンターテインメントの4社は31日ソウル乙支路2街SKテレコム本社で音楽事業協約式を開き、2018年下半期の新規音楽プラットフォーム事業開始に協力することになった。

協約式にはSKテレコム ノ・ジョンウォン ユニコーンラプス長、SMエンターテインメント キム・ヨンミン総括社長、JYPエンターテインメントのジョン・ウク社長、BIG HITエンターテインメントのパン・シヒョク代表が参席した。

また2月1日からSKテレコムの子会社アイリバーがJYP、BIG HIT、SMの音源のB2B流通運営を担当する契約も同時に締結した。

SKテレコムは2013年7月スターインベストメントに子会社SKプラネット所有のMelon株式を15%残して売却、KAKAOがMelonを買収した2017年に全株式に売却した。

それから5年でMelon(KAKAO)、Genie Music(KT,LG U+)、Naver Music(NAVER)などと競争する新音楽プラットフォーム事業を開始することになった。

SKテレコム関係者は「音楽がAIプラットフォームの核心コンテンツとして、コマースとメディアにも絶対的な要素になり、新規プラットフォーム事業を開始することになった。エンターテインメント会社の「既存の音楽プラットフォームとは異なるコンテンツ生態系が必要」という要求もあった」と語った。

「Melonとは違うプラットフォームを作れ」

パク・チョンホSKテレコム社長は社員に「Melonの売却は失敗だった。新たな音楽プラットフォームはMelonとはことなるものにしなければならない」という点を強調してきた。

再び音楽事業に参入するSKテレコム

AI、G5、ブロックチェーンなど未来技術導入

今年四分期ごろ開始する新規音楽プラットフォーム事業はAI、G5、ブロックチェーンなどの未来技術を投入、差別化した顧客サービスを提供する計画。さらに5Gと共に活性化したAR/VRなど未来映像技術を活用し「見える音楽コンテンツ」開発も推進する。

SKテレコムは音楽サービスと共に自社及び関係会社の多様な商品を統合した新概念のサービス開発も検討している。通信、スマートフォン、映像、コマースなど多様な生活サービスを一つにまとめアマゾンプライムのような差別的顧客サービスパッケージ開発も可能になる。

SKテレコムとJYP、BIG HIT、SMのエンターテインメント3社はK-POPアーティストの海外進出も積極的に支援する。韓国内アーティストのビデオコンテンツを活用した海外ファン層拡大に4社が力を合わせる。

ブロックチェーン導入で著作権保護

新音楽プラットフォームにブロックチェーン技術を導入し音楽著作権の保護と取引記録の透明化などに活用する方案も検討中。ブロックチェーンが導入されれば取引費用が減少し創作者の権利が拡大する。

ブロックチェーン技術は音楽流通での活用について論議されたことがあり、主要音楽プラットフォーム事業者が全面的に導入した場合、音楽産業に大きな波及力があり期待がかかる。

データ基盤音楽コンテンツ事業の推進

SKテレコムはデータ基盤音楽コンテンツ事業も推進する。データ基盤音楽コンテンツとは、利用者のアーティスト選好データ分析を基盤に需要はあるが供給が不足している公演チケット及びグッズなどのコンテンツ派生商品を新たに企画制作、アーティストと事業者の双方が追加価値を創出する事業モデル。

クラウドファンディング公演企画

才能がある新鋭アーティストを支援するため、創作活動が可能な共有インフラ構築、クラウドファンディング形態の公演企画も検討している。

アイリバー、エンタメ3社の音源B2B流通

SKテレコムの子会社アイリバーはJYP、BIG HIT、SMのエンターテインメント3社のコンテンツをMelon、Genieなど音楽プラットフォーム事業者及びシンナラ、ホットトラックスなどのCD小売業者に2月から供給する。

JYP,BIGHIT、SMのロゴ

アイリバーは「提携を結んだJYP、BIG HIT、SMの韓国内デジタル音源市場占有率は15%、CD市場の占有率は50%を上回る。アイリバーはCD制作、デジタル音源加工などを通じた供給事業を行う」と説明した。

SKテレコム ノ・チョンウォン ユニコーンラップス長は「開かれた心で韓国内外の各種音楽及び技術関連業者と協力する。韓国内では消耗的競争を避け、グローバル市場では韓国の音楽コンテンツがさらに拡散するように持続的な努力を続ける計画」と明らかにした。


10日 第32回ゴールデンディスク音源部門授賞式 11日 第32回ゴールデンディスクCD部門授賞式 15日 MBC「アイドルスター陸上選手権大会」収録 19日 SHOWC...
韓国の3大芸能事務所と呼ばれるJYPエンターテインメント。パク・ジニョンが創設したが社長ではない。世界規模のスカウト活動、オーディションで練習生を募集し、日本人を含むTWICEがデビューした。GOT7、2PMなどダンスに強みのあるグループが所属している。
K-POP ナンバー1グループ 防弾少年団の所属事務所 「BIG HIT エンターテインメント」。代表のパン・シヒョクはJYPエンターテインメントでパク・ジニョンからプロデュースのいろはを学び、これが防弾少年団成功の大きな原動力となった。
JYPエンターテインメントの初代社長を務めたホン・スンソンが2006年に設立した韓国の芸能事務所。2013年9月IHQ(旧サイダスHQ)の子会社となった。2015年KOSDAQに上場、韓国の大手事務所の一つ。BTOB、PENTAGONが所属。
STARSHIP エンターテインメントは2008年設立のLOENエンターテインメント系列の芸能事務所。設立者のソ・ヒョンジュはJYPエンターテインメント、BIG HITエンターテインメント出身。アーティスト系レーベルSTARSHIPXがある。