ドラマチックな韓国音楽界 TWICE,防弾,WANNA ONE

連合ニュース

今年の韓国音楽界はこれまでになくドラマチックだった。

防弾少年団は海外市場でKPOP代表グループとして君臨し、たった1つのアルバムで137万枚の売上を記録した。新人グループWANNA ONEは2つのアルバムが合計100万枚を超えるという驚異的な成果を上げた。1990年にデビューした28年目のユン・ジョンシンがチャート再浮上で音楽配信チャートの頂点に登り、デビューから5年間全く売れなかったNUESTがMnet「PRODUCE101」出演を期に人気グループとして跳躍。人生を逆転させた。

今年の音楽市場で印象的な活躍で注目集めた歌手を紹介する。

海外でKPOPをけん引

防弾少年団

防弾少年団が何かをやれば新記録が出来た。SNSを基盤に世界的に巨大なファン層を作り上げPSY以降停滞していたKPOP韓流人気に再び火を点けた。新アルバム「LOVER YOURSELF 承-Her」はデジタル時代に137万枚という驚異的な売上枚数を記録した。

防弾少年団が作る青春ストーリーがこもった音楽は国籍と人種を超え共感を呼び、一糸乱れぬパフォーマンスは完成型アイドルグループを具現化した。特に防弾少年団はポップスの聖地アメリカでの活躍が目立った。今年5月「ビルボードミュージックアワード」でKPOPグループとしては初の「トップソーシャルアーティスト賞」を受賞、11月20日開催の「2017アメリカンミュージックアワード」に招待され公式アメリカデビューステージを披露する。

防弾少年団に注目したメディア
防弾少年団の出演予定番組
  • エレンの部屋」 NBC
  • ジミー・キンメル・ライブ!」 ABC
  • レイト×2ショー with ジェームズ・コーデン」 CBS

TWICE

女性アイドルグループの中で海外での活躍が目立ったグループは、少女時代、KARA以降停滞していた日本のKPOP人気に再び火を点けたTWICE。日本人メンバーが3人所属するTWICEの今年の活躍は12月31日放送予定のNHK紅白歌合戦に韓国歌手としては6年ぶりに出演が決まった事でも証明された。

2011年は東方神起、少女時代、KARAが紅白歌合戦に出演したが、独島(竹島の韓国名称)や教科書問題によって日韓関係が冷え込み韓国芸能人を日本の地上波放送で見ることは難しくなり、紅白歌合戦にも招待されなかった。

TWICE「Likey」ミュージックビデオ視聴回数4000万回突破

このような状況を打破したのがTWICE。6月28日発売の日本デビューアルバム「#TWICE」は売上枚数27万枚、10月18日発売の日本オリジナルシングル「ONE MORE TIME」は売上枚数25万枚を突破した。2つのCDは共にオリコンチャートの頂点に立ち日本レコード協会からプラチナ認定を受けた。

TWICEの人気は日本での活躍だけでなくYoutube視聴回数でも確認できる。「TT」「CHEER UP」「Like OOH-AHH」など3曲のミュージックビデオが2億回を突破した。これは世界の女性グループの中で「フィフス・ハーモニー」「リトル・ミックス」に続く3番目の記録。

メディアが生んだスター

怪物新人 WANNA ONE

Mnet「PRODUCE 101 SEASON2」から誕生したWANNA ONEは今年8月デビューコンサートを収容人数約2万人の高尺ドームで開催し、デビューと同時に防弾少年団とEXOに続く「怪物新人」と呼ばれた。

8月発売したデビューアルバム「1X1=1(TO BE ONE)」は売上枚数74万枚、同月発売のリパッケージアルバム「1-1=0(NOTHING WITHOUT YOU)」は売上枚数26万枚、合わせて100万枚を突破した。

メディアから生まれたWANNA ONEは幅広い年齢層から支持を受け音楽市場に衝撃を与えると、KBS、JTBCなどの放送局はアイドルグループを育成するオーディション番組を相次いでスタートさせた。

人生逆転 NUEST

Mnet「PRODUCE 101 SEASON2」で人生を逆転させたグループがある。この番組に4人のメンバーが出演したNUEST。デビュー後5年間はこれといった成績を残せなかったNUESTは「PRODUCE 101 SEASON2」でメンバー個人の認知度を高め人気グループとして急浮上した。

これまで発売した曲が韓国最大の音楽配信サイトMelonチャートの100位圏に相次いでランクインし、WANNA ONEに選ばれたファン・ミニョンを除いた4人で活動するNUEST Wは10月発売の「W, HERE」で27万枚を売上げた。

ヘンジュ

Mnet「SHOW ME THE MONEY6」に出演したラッパー、ヘンジュも人生が逆転した。リズムパワーのメンバーのヘンジュはピップホップ界では有名な実力派だったが大衆的な認知度は低かった。1万2千人の参加者の中から予想を覆して準優勝するという波乱を巻き起こした。

特に準決勝ステージでは、ぶどう膜炎で失明する可能性があるほどの痛みの中で「Red Sun」という感動的なラップを披露し大好評を得た。

チャート再浮上神話

ユン・ジョンシン

ユン・ジョンシンとって今年は忘れられない年になった。彼は「좋니 (Like it)」がチャートを再浮上してそうそうたる後輩たちを制して音楽配信チャート1位を記録、また音楽番組ランキングで人生初の1位を経験した。今年6月発売の「좋니 (Like it)」は夏の音楽配信チャートを席巻、秋までロングランヒットを続け今のバラード旋風の流れを呼んだ。

またユン・ジョンシンが最近デビューさせた女性ソロ歌手ミンソは「좋니 (Like it)」のアンサーソングに相当する「좋아 (Yes)」という曲で音楽配信チャート1位を記録し2曲がWINWINという結果を生んだ。

MeloMance

ユン・ジョンシンが中堅歌手には厳しいというヒットチャートの固定概念を覆した一方で、男性デュオMeloManceは7月発売の「선물(Gift)」はロングランヒットを続け10月にチャート1位するなどインディーズ出身ミュージシャンの底力を見せた。

「선물(Gift)」はMeloManceのライブ映像がSNSで拡散、カラオケなどで歌われるようになり音楽配信チャートを上昇すると11月までチャート上位を維持しデビュー2年目のグループが一般層に知れ渡る契機となった。

中高年ファンが集結 ナ・フナ

50年のキャリアの力を証明した歌手もいる。2006年デビュー40周年公演を最後に活動を休止したナ・フナが新アルバムを発売し11年ぶりにカムバック公演を開催、中高年ファンの圧倒的な支持を受けた。ソウル、大邱、釜山公演のチケット3万1500枚が10分で売り切れる「プラチナチケット」になりダフ屋が横行、チケット詐欺被害も発生した。

今月3日~5日、ソウルで開催のコンサートで彼は力強い歌声と特有のジェスチャー、ユーモアあふれる方言で観客を魅了、健康不安説を一蹴し健在を示した。また華やかで多彩な演出で完成度の高いステージを披露し「停滞する中高年層向けの公演業界に活力を与えた」と評価されている。

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